ロンドンに行ってみたくなる小説

椹野道流ふしのみちる
「祖母姫、ロンドンへ行く!」

祖母と5泊7日のロンドンの旅行記。祖母の言葉や旅での出会いから多くを学んだ。

始めてロンドンに行く人は読むと面白いと思います。

登場場面

ヒースロー空港 GoogleMap
ロンドン西部にあるイギリス最大の空港

「HOTEL CAFE ROYAL」 GoogleMap
本編にはホテル名は登場しません。5つ星ホテルで入口が狭くてフォートナム&メイソンまで徒歩5分のラグジュアリーなホテルということはここかな?

「大英博物館」GoogleMap
人気なはずのミイラ部屋、ロゼッタストーン、エジプトコーナー、ギリシャの神殿の壁などは祖母には興味が無かった。

「ロンドン塔」GoogleMap
監獄として使われいたが、それ以前は国王の居城であった。今でも宮殿として扱われていて、王室秘蔵の宝石や王冠が見学できるクラウンジュエルズがある。

「ハロッズ」GoogleMap
裏地が華やかはキャメルカラーのオーバーコートを買う。
ステッキを持つ紳士の国ならではのおしゃれな杖がおすすめ。
フードホール(食料品売り場)でオイスターバーを食す。

「ナショナルギャラリー」GoogleMap
壁紙や監視係りの人の対応までが素晴らしかった。

ハーマジェスティーズ劇場のオペラ座の怪人

「ハーマジェスティーズ劇場」GoogleMap
始めてでも分かりやすオペラ座の怪人を視聴。演者はもちろんオーケストラの演奏、音の響き、シャンデリアなど全てが一流。
マダムジリーの役柄が祖母お気に入り。

「オリエント急行」GoogleMap
小説オリエント急行殺人事件で日本人観光客に人気。ビクトリア駅2番線から出発する。思ったより揺れる。接客は素晴らしが料理の味は普通。夜だから窓の外は見えない。

「HOTEL CAFE ROYAL」のアフタヌーンティー
事前予約必須のウルトラゴージャスな部屋でのボリューム満点のアフタヌーンティー。ドレスコードがある。
紅茶は「ハウスブレンド」をオーダーした。
祖母はスモークサーモンのサンドイッチを気に入った。
割ったスコーンにジャムとクロテッドクリームを大盛りにして食べるのが好き。
ケーキはレクリアとレモンパイを食べた。

最後の夜に食べたのは「アンコウとホタテのグリル」。キモは食べないがアンコウはイギリスではポピュラーな魚。
祖母はまた生カキを食べた。

「フォートナム&メイソン」GoogleMap
紅茶が中心の王室御用達の百貨店。
ティムとの待ち合わせた場所。

「ブライトン」GoogleMap
ティムが連れて行ったソウルメイトの住む町

「マークス&スペンサー」GoogleMap
イギルスの高級スーパーマーケット
お土産に自社ブランドのショートブレッド、紅茶、チョコバーを買うのが目的。

サンドイッチも種類が豊富。フードトラックのケバブやピザもおすすめ。

CAさんからの教え

  • おばあ様にはなにが出来ないかではなく、なにが自身で出来るかを見極めることが大切。出来ない事を数えあげたり、出来ないと早急に決めつけたりすることは誇りを傷つけることになる。
  • 一流ホテルでは一流の客になるためにチップをスマートに渡すこと。タクシーの扉を開けたドアマンの差し出した手にお金を用意しておいた手を差し出す。その後タクシー代金を精算する。
  • 海外ではお礼のメモを折り鶴にして渡すと喜ばれる。

祖母の教え

日本のお茶でおもてなしをするならこれ 
とらやの羊羹「夜の梅」お茶は「一保堂」

「カメオのブローチ」
ロンドン三越で祖母が買ってくれた思い出の品。

  • 謙虚と卑下ひげは違うもの、相手に見くびってもらって楽をするのは卑下。相手のことを尊敬して接することが謙虚。この言葉で卑屈ひくつな性根を叩き直すことが出来た。

登場する映画や音楽

「アナザーカントリー」
ティムの格好と似ている制服の映画

「オリエント急行殺人事件」
日本人に人気の小説。

美しき優雅なドナウ アフタヌーンティーで流れていた